弔問の心得(ご焼香・献花・玉串)

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斎藤

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2022年3月28日

弔問の心得(ご焼香・献花・玉串)

お葬式の作法は宗教ごとに異なるものですが、参列者が故人様を偲ぶ場面はその違いが顕著に出るのではないでしょうか。
仏式は「焼香」ですが、神式では「玉串奉奠」、キリスト教では「献花」となります。
今回はそれぞれの手順を簡単にご説明したいと思います。

 

【仏教式】
焼香の回数は、宗派により1回、2回、3回といろいろな考え方があり、いずれにせよ回数にこだわるよりは、1回であっても心を込めて焼香することが大切。

焼香の仕方
《手順.1》
祭壇の数歩手前で遺族、僧侶に一礼し、霊前に進み遺影を仰いで深く一礼を。数珠は左手にかけ、右手の親指、人差し指、中指で抹香をつまみます。
《手順.2》
頭は少し下げたまま、つまんだ抹香は目のあたりまでかかげ、香炉に少しずつくべます。回数は宗派によって違いますが、一般には3回。近年は会葬者多数の場合、よく念じて1回焼香とさせていただくこともございます
《手順.3》
焼香がすんだら心を込めて合掌し、もう一度深く礼を。祭壇から数歩下がって僧侶、遺族に会釈し、席に戻ります。

 

【キリスト教式、無宗教式】
献花台に花を供えるときは、根本を祭壇側に、花を手前に向けて供える。

献花の仕方
《手順.1》
花が右側に来るようにして右手は下から、左手は茎の上から軽く添えるように受けとります。
《手順.2》
花を捧げてひつぎの前へ進んで霊前に一礼したら、左手を下に持ち直して花の根元を霊前に向けます。
《手順.3》
献花台に捧げたら一礼し、2、3歩下がって手を合わせて祈ります。最後に神父または牧師、遺族に一礼します。

 

【神式】
献花と同じように、玉串を供える台に、根本を祭壇に向けて供える。 玉串を供えてから、「二礼二拍手一礼」、(2回拝礼してから、拍手を音をたてないように2度して、再び1回拝礼する。)

玉串奉奠の仕方
《手順.1》
玉串は右手で上から枝元を持ち、左手で下から葉先を少し上げぎみにして受けます。

《手順.2》
祭壇の手前で玉串を水平に時計回りに90度回し、左手と右手を持ちかえます。

《手順.3》
持ちかえた手のまま、やはり時計回りに180度回し、枝元の方を祭壇に向けます。

《手順.4》
玉串をささげ、一歩下がって遺影に二礼し、音を立てずに二拍手し、また一礼します。

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